72の法則

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72の法則

資産運用で元本が2倍になるまでの年利と年数が簡単に求められる法則として有名な72の法則というのがあります

言葉だけではわかりづらいので実際の数字を当てはめてみてみましょう

年利(%)×年数(年)=72

年利…一年間の利回り。

年数…経過年数

一年間の利回りを何年経過すれば72(資産が倍)になるまでかかるのかがわかります

元本年利年数結果元本年利年数結果
100万3%1103万100万6%1106万
100万3%10130万100万6%10160万
100万3%20160万100万6%17202万
100万3%30190万100万6%20220万
100万3%34202万100万6%30280万

上の図のように年利が3%だと34年間で202万円だったものが年利が6%だと17年間で202万円になることがわかります

当たり前だと表ではわかるのですが実際にこれを安定的に投資で増やすのは難しいです

なぜなら未来は誰にもわからないから

この表をきちんと頭に入れておいてください

でないとポンジスキームというこれでもかっていうくらいに有名でそして宇宙に行ける現代でも通用する詐欺被害にあうかもしれません

ポンジスキーム

ポンジスキームという超有名な詐欺はチャールズ・ポンジが使った(作った)詐欺手法です

通常皆さんが想像する以上の利回りの高い投資案件も持ち出し資金を集め、実際には資金を運用せずに集めた資金から配当金を出し話を信用させある程度大きなお金が集まったら逃げる!!

という詐欺です

 

 

具体的に見ていきましょう

まず投資案件を持ち掛けます

「いまだけ、あなただけに投資利回り30%の投資案件をお教えします。出資をご検討ください。」

  

 

実際に100万円を投資したとしましょう

  

 

そして時がたち約束の配当金が本当に30万円(30%)支払われます

 

 

するとあなたは詐欺ではないと信用し今度はもっと巨額の投資をします。

それとまわりの人も本当だったと話を信じて一斉に投資します。

 

 

ある程度金額が大きくなったところでドロン

  

 

投資の神様といわれるウォーレンバフェット氏の利回りが約20%

 

 

適正なリスクを取って資産運用をした場合の利回りが約3~5%と言われているのを考えると30%がいかに現実離れしているかがわかります

 

 

最終的には自己責任、自己判断ですが適正なリスクを取っていくのが大事です

 

 

失敗してお金を大きく減らすチキンレースにならないよう注意しましょう

 

 

 

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