この記事を読むとセルインメイの意味と自分の判断がいかに大事かがわかるようになります
人の行く 裏に道あり 花の山
儲けたければ、他人と違うことをしなさいという意味
もうはまだなり まだはもうなり
もうはまだなり まだはもうなり
もう株価は底だろ…って思う時はまだだし、
まだ下がるかも…って思う時は、もう底だよ
という感じで
自分の独善的な判断はアテにならないという意味
麻雀の「たられば」と同じですね
あたったら大きかった
あがれれば大きかった
高い点数を狙うのがだいご味の一つなのでそれはあがれれば大きいですよね
セルインメイ(Sell in May)=株は五月に売れ
セルインメイ(Sell in May)=株は五月に売れ
株価は上がり下がりがあるので株は五月に売れということは五月がピークでそのあとは下がりやすいという意味で上がっている五月に売れという意味と捉えられがちです
実はこの格言は続きがあります
Sell in May and go away,
and come on back on St.Leger’s Day
五月に売却したら、セント・レジャーズ・デイまで戻ってくるな
セント・レジャーズ・デイとは9月第2土曜日に行われるイギリスの競馬レースの日
株高の5月に売っておいて株式市場が盛り上がらない6~8月は完全にスルーして9月第2土曜日以降に株を買えという意味
春に売れ
夏は何もするな
秋に買え
春は株高になりやすい
根拠は不明
夏は相場がさえない
日本はお盆。海外は避暑地へバカンスと相場への関心が低くなる
秋以降は株高になりやすい
ハロウィン効果と呼ばれるアノマリーがある
10月31日のハロウィンを境に株価が上昇していく傾向にある
アノマリーとは合理的な理由がよくわからないんだけど
「なぜかそうなる」という謎の法則のこと
セルインメイは本当か?
このセルインメイが本当か検証している人は多いです
その人たちのデータを載せると
過去30年の日経平均の場合
10月に買って、5月に売る、という戦略は
勝率約60%で平均リターンは約5%
バブル崩壊を含んでもこの数字
過去30年のNYダウの場合
勝率約87%
ただし基本的に米国株は右肩上がり
今度は逆の場合はどうなったのか
1992年を起点にして日経平均を
10月終値で買って、4月終値で売る・321%
4月終値で買って、10月終値で売る・38%
売買せずにずっと保有・116%
セルインメイの通りだと今のところ明らかに大きなプラスになる
セルインメイの逆をするとあまりプラスにならない
すべてがすべて当てはまるわけではないので妄信しないでください
どの国のどの指数なのかどこの期間で計算するのかで結果は変わります
そういう格言、傾向があるなーくらいで覚えてください
まとめ
アノマリーという儲かる謎の法則はいろいろあります
ただ、みんなが気づいてしまうと、、その時点で有効性が失われることが多い
みんなが知ってみんなが実践したら希少価値はなくなっていきますよね
でもセルインメイはみんな知ってる有名な格言なのにいまだに機能している
投資はリスクもあるので買う買わない売る売らないの判断は自己責任になりますが知っておいてもいいのではないかと思います
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