普段何気なく道路を走っているバイクを見てなんでこんなにナンバープレートの色が変わっているんだろうと疑問に思ったことはないですか?
そんな疑問もこれを見れば解決します
結論、バイクのナンバープレートの色は排気量によって決まっています!!
住んでいる地域によってはご当地ナンバーや仕事で使っている業務用ナンバーでも違いはありますが基本は以下5種類になります
0~50cc…白ナンバー
51~90cc…黄ナンバー
91~125cc…ピンクナンバー
126~250cc…白ナンバー
251cc以上…緑枠ナンバー
0~50cc…白ナンバー
50cc原動機付自転車、通称原付についているナンバープレートです
余談ですが日本初の原動機付自転車は「HONDAのF型カブ」で昭和27年(1952年)で本当に自転車の後輪に原動機をつけるというそのまま原動機付自転車でした
白に黒文字
原動機付自転車(原付)は一人乗り専用です!!
後ろに人を載せることはできません!!
二人乗りできません!!
ナンバープレートのサイズは縦100mm×横170mmの長方形タイプか、縦100mm×横200mmの台形のタイプが主流となっています
※50cc~125ccまでのナンバープレートにはサイズの決まりはありません
51~90cc…黄ナンバー
51~90ccまでの原付二種に付けられるナンバープレートです
黄色に黒文字
見た目は原付と変わらないような感じですが、原付特有の制限である「30km/h制限」「二段階右折」が不要となり原付よりかなり便利・快適になります
125ccまでが原付二種という区分になり道路交通法でも大差ないです
大差はないですが、自動車税は違います(唯一の違いと言ってもいい)
二輪車の自動車税
51~90cc | 2000円 |
91~125cc | 2400円 |
91~125cc…ピンクナンバー
91~125ccまでの原付二種に付けられるナンバープレートです
ピンクに黒文字
ここまでの
0~50cc…白ナンバー
51~90cc…黄ナンバー
91~125cc…ピンクナンバー
はすべて同じサイズが基本となっています
ナンバープレートのサイズは縦100mm×横170mmの長方形タイプか、縦100mm×横200mmの台形のタイプが主流です
126~250cc…白ナンバー
126~250ccまでの軽二輪に付けられるナンバープレートです
50ccの原動機付自転車(原付)と同じく、白色のナンバープレートになりますが大きな違いがあります
まずはナンバープレートの大きさです
縦125mm×横230mmになります
この大きさは原動機付自転車よりは大きく自動車よりも小さいサイズになります
白色に緑文字
事業用だと逆になります
緑色に白文字
※125cc以下は届け出不要
251cc以上…緑枠ナンバー
251cc以上の小型二輪に付けられるナンバープレート
ここでややこしいんですが道路運送車両法の車両の定義では251cc以上の排気量の車両を「小型二輪」と呼ぶこととしています
なので「400cc」「600cc」「1000cc」「2458cc(2022年8月時点での世界最大排気量バイク)」も「小型二輪」と呼ばれます
具体的に比べていくとゲシュタルト崩壊が半端じゃないですね!!
ナンバープレートの大きさは縦125mm×横230mmと変わらないですが外枠が緑色で縁取られているのが違いになりますね
あとは何といっても車検のあるバイク!!
が違いになりますね!!!!!!!!!
ご当地ナンバープレート
125ccまではナンバープレートの形や大きさに明確な規定はないので市町村ごとに違うご当地ナンバープレートがあります
形や文字などデザインがその土地柄に合わせて作ってあります
ただし、基本的なナンバープレートの規則は変わりません
0~50cc…白ナンバー
51~90cc…黄ナンバー
91~125cc…ピンクナンバー
事業用ナンバープレート
タクシーとかトラックとかがわかりやすいですね
最近ではバイク便やUber Eats(ウーバーイーツ)もよく見かけると思います
緑色に白字のナンバープレートです
125cc以下の排気量は事業用で使っていても規制がないというのが現状のようです
125cc以上のバイクは事業用の申請・届け出が必要になります
まとめ
バイクのナンバープレートの種類は主に5種類ある
バイクのナンバープレートの色や形は排気量によって分けられている
街中を走っていて乗ってみたいバイクがあったらプレートを見て自分が乗れるバイクか気にしてみるのもいいかもしれません
普段生活していていつも見かけるナンバープレートが実は県外では珍しいご当地ナンバーだったということもあるかもしれませんね
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