現実にバイクを所有していくためにいくらかかるのか、税金はなにがあるのかを知ってもらいたいです
まずバイクにかかる税金は「軽自動車税」と「自動車重量税」があります
軽自動車税
軽自動車税は排気量によって納税額が決まっています
排気量が多いほど納税額が大きくなります
納税対象の人は毎年4月1日にバイクを所有している人に課税されます
(友人などにバイクを売却して名義変更を忘れていると前の所有者に支払いがいきます)
バイク排気量 | 自動車税額 | 車検 |
50cc以下(原付) | 2000円 | なし |
51cc~90cc (小型二輪) | 2000円 | なし |
91cc~125cc (小型二輪) | 2400円 | なし |
126cc~250cc (普通二輪) | 3600円 | なし |
251cc以上 (普通二輪・大型二輪) | 6000円 | あり |
納付書が届くのが5月上旬で支払期限は5月31日です
しかも支払い日を過ぎるとコンビニ支払いができなくなり自治体の指定する金融機関や市町村の税務署に自ら足を運んで支払うことになります
さらに支払期限を過ぎると延滞料も追加でかかります
その時その時でかわるので以下の数字は違うかもしれませんが参考までに
期間 | 一か月以内 | 一か月後 |
平成30年1月1日~令和2年12月31日 | 年2.6% | 年8.9% |
令和3年1月1日~令和3年12月31日 | 年2.5% | 年8.8% |
令和4年1月1日~ | 年2.4% | 年8.7% |
督促状が届いた場合は迅速に支払う必要があります
国民の義務である納税義務を怠ると罰も重いのでおかみの作った制度には黙って従いましょう
バイクのナンバープレートも排気量によって形(大きさ)や色が変わるので覚えておくと面白いです
自動車重量税
自動車重量税は排気量によって支払う必要のある対象者が変わってきます
排気量126cc~250ccの軽二輪車と、(普通)中型・大型バイクを含む排気量251cc以上の二輪の小型自動車には自動車重量税が課せられます
軽自動車税とは異なり毎年支払うものではなく、バイク購入時や車検時にバイクの排気量に応じて支払うものになります。支払う対象者は「車検証(自動車検査証)の交付などを受けるもの」または「車両番号の指定を受けるもの」です
軽二輪車(排気量126cc~250cc)の場合は、新車購入時に4900円を支払えば完了です(一回のみ)。
251cc以上の二輪小型自動車の場合は、車検のたびに指定された金額を支払います。
基本の年額は1900円で、
新車登録より13年以上が経過すると年額2200円、
18年以上になると年額2500円と増税していきます。
車検は2年に1度なので、これらは2年分をまとめて支払うことになります。
引っ越しで住所変更する際の注意(手続き必要)
軽自動車税(排気量によって支払う税金)は、「4月1日時点のバイクの所有者」に通知が届きます
3~4月は引っ越し時期になり住所変更をすることでしょう。その際にバイクの住所変更も忘れずにしましょう。
4月1日以降に引っ越しをし、住所変更の手続きをした場合も基本的には古い住所に通知が届きます
原付(50cc)~125cc以下のバイクの手続き
原付(50cc)~125cc以下のバイクであれば住所編九尾は市役所でできます。自宅の住所変更をする際にまとめてバイクの住所変更も行いましょう。
もし引っ越し先が現住所と同じ市区町村の場合はバイクの住所変更は手続き不要です
現住所と異なる市区町村への引っ越しの場合は新しい住所での市役所で手続きが必要です
125cc以上のバイクの手続き
125cc以上のバイクの場合、住所変更は市役所ではなく陸運局で行うことになります
125cc以上のバイクの場合、現住所と引っ越し先の新しい住所が同じ市区町村の場合でも陸運局での手続きが必要になります
必要書類も何枚もあるので陸運局に問合せして購入し事前に郵送記入して手続きに行ったほうがよさそうです
税止め
バイクを売って手放してしまっても「バイクを手放しました。手元にはバイクはありません」と手続きをしないと納税義務が発生したままになります
そのためバイクを売って手放した場合も手続きが必要になります
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